HPのスタートにあたって　～ここまでの経緯をざっくり～

動作法に関係する人々は、毎年の全国大会で、やすらぎ荘で、各地のキャンプなどで同じ釜の飯的につながってきました。組織化も進められ、学術団体としては日本リハビリテイション心理学会がございます。より大きな組織化を目指して、例えば2014年の長野大会では成瀬先生の発案で、親の会連絡会をプログラムの一部として開催し、その後のサイボウズを活用したネットワーク化につながりました。

　そんななか2020年、新型コロナのインパクトが心理リハにも及ぶことになりました。各地の訓練会、キャンプが休止や縮小、兵庫での全国大会の中止など、動きもつながりも封じられました。

　動けないと動きたくなるのは動作者の性でしょうか。ネットを使っての情報交換や交流のなかで、全国規模のリハの会のHPを作ろうじゃないかの声があがり、その声を有志にかけ準備することになりました。並行して、日本リハビリテイション心理学会理事長、リハの会会長、これまで心理リハをけん引されてきた先生たちに趣旨を説明し、承諾を得ていきました。

どうせ作るなら立派なものを！ということで、制作をプロに委託するために、その初期費用の工面も模索しました。幸いにも(株)リコーの社会貢献クラブ・FreeWillさまからご支援をいただくことができ、HPの制作にあたっては(株)アクトシステムさまから大値引きでの請負をいただきました。

　かなり端折りましたが、これが経緯です。このHPはこれまで心理リハに携わってきた人たちのつながりが土壌になり、（コロナ禍だろうが）人は主体的に生きたい、人とつながりたいという性根がすでに蒔いてあった種を発芽させ、有志のお世話で誕生したものです。

　せっかくなので楽しんでいってください。そして参加して、活用してください。

HP運営委員会　K