【リレーエッセイ(保護者5)】
友利 裕美
兵庫県の友利です。リレーエッセイのバトンを受け取りました。
我が家が本格的に動作法をするようになったのは、子どもが小学校4年生の時(現在25歳)です。私の職場でもらった教員向けの「動作法研修会」に、参加したことがきっかけです。その研修会の縁から、兵庫教育大学月例会に参加するようになりました。
うちは、共働きなので、訓練やミニキャンプなどには、いつも家族3人で参加していました。(働きながらの子育ては大変でしたが、今となっては良い思い出です)
そして、「1週間キャンプに行くなら「やすらぎ荘」が良いよ。一緒に行きましょう」と誘って下さる方がいて、2009年に、初めての1週間キャンプ(第96回 春2研修キャンプ)に参加しました。(なんと、初めての1週間キャンプは「やすらぎ荘」でした)
そこから、動作法にはまりました。その理由は、1週間の動作法キャンプで、子どもが自己主張するようになったからです。それをきっかけに、生活を共にする1週間キャンプの魅力にとりつかれました。また、初めての動作法キャンプの1ヶ月後、たまたま旅行で訪れた唐戸市場(下関)で、キャンプの時のトレーナーの先生と偶然お会いしたことにも縁を感じました。
それ以来、毎年、春と夏の研修キャンプにやすらぎ荘へ行くようになりました。やすらぎ荘で出会った保護者の方々に、キャンプや福祉制度、年金のことなど様々な情報を教えてもらいました。それから、2泊3日以上のやすらぎ荘での動作法キャンプには参加させて頂くようになり、多い年では、年5回、やすらぎ荘に通いました。毎回、車で、朝4時前に兵庫県を出発しやすらぎ荘へ向かいました。到着すると、すぐに、眠たくてボーッとした中でのインテイクでした。当時は、「『どこでもドア』があったら良いのに・・・」と本気で思っていました。今、振り返ってみると、「あの頃は、元気で、動作法にほんとにはまっていた」と感じます。やすらぎ荘は、いつも、私たち家族を故郷に帰ったかのように温かく迎えてくださいました。やすらぎ荘で出会う人たち、他のトレーニーや保護者、トレーナーやSVの先生、スタッフ、やすらぎ荘の方たち、全ての出会いと縁に感謝です。
全国大会へは、第36回愛知大会(2010年)から、毎年参加するようになりました。全国のいろいろな方々とお話しができる懇親会が一番の楽しみでしたので、最近のオンライン参加は少し寂しいです。このリレーエッセイへの参加も、全国大会での縁からです。(ちなみに、来年(2023年)の全国大会は兵庫です)
現在は、コロナ禍で、やすらぎ荘へ行くことは出来ませんが、兵庫教育大学月例会での動作法は続けています。先生方の取り組みの工夫で、訓練会が開催され参加することができ、ほんとに感謝の気持ちでいっぱいです。これからも、動作法とは細く長く付き合っていきたいと思います。保護者の体力の続く限り、動作法を続けたいと思っています。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
次は、佐賀の石橋さんへ、リレーエッセイのバトンを渡します。よろしくお願いします。
※このリレーエッセイは、全国各地のトレーニー・トレーナー・保護者が徒然なるままに思いを綴っていきます。