【リレーエッセイ(保護者4)】動作法への気持ちの変化

【リレーエッセイ(保護者4)】動作法への気持ちの変化

静岡心理リハビリテイション親の会 竹下美佳

 今の身体の状態が少しでも良くなってほしい…と、すがる思いで訓練会の門を開けたあの時の気持ちと今の私の気持ちは違います。
 今は訓練会に行くのがまるでサークルに参加している感じで、先生や仲間と近況報告のおしゃべりをする場としてとても楽しいです。
 そこまでの気持ちを持つ事が出来た私は、きっとこれからも動作法を続けて行くと思います。
 大きな身体の変化はなくとも、動作法による身体の状態の維持を感じています。 
 日によっての身体の不調の箇所を感じ、ちょっと弛めてあげたりして動作法が自然に生活の中にあります。
 だから訓練会に行く事に特別な構えがなくなったのだと思います。
 動作は身体のメンテナンスの場だけではなく、訓練をしながら近況を話したり、悩み相談をしたりして親の心のメンテナンスの場でもありました。
 時には訓練とはまったく関係のないお楽しみのイベントを考えて、みんなで準備をしていると個人で訓練会に通っているという感覚から仲間と一緒に取り組む場になりました。
 動作法によって身体も弛みましたが、障害児を持つ親のガチガチの心も弛みました。
 これからも楽しく訓練会に参加したいと思っています。

 

 次回は、兵庫県の友利さんよろしくお願い致します。

※このリレーエッセイは、全国各地のトレーニー・トレーナー・保護者が徒然なるままに思いを綴っていきます。

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