【リレーエッセイ(保護者2)】親子の人生を変えた動作法
岡山県心身障害児・者家族会八起会(岡山八起会) 田中 ふみ
こんにちは
岡山八起会(やおきかい)会長の田中ふみです。
静岡の石原さんのバトンを受け継ぎ、リレーエッセイを送ります。
よろしく
私の息子は30歳。
生まれたときから知的障害と脳性麻痺。それでも3歳になってやっと歩けるようになりました。
しかし、病院の先生に「大人になったら体も大きくなるから再び歩けなくなる」と
宣告を受けてしまいました。
藁にもすがる思いで、4歳から動作法訓練をはじめました。
そして、30歳になった今もほらっ
今日も山道を一緒に散歩しました。すごいでしょ。
私の人生も大きく変わりました。
息子を通して、障害のある人、又は、生活の中で困ることがある人達の話を真剣に聞くようになりました。
また、県外の人とも心理リハビリテイションの会全国大会(毎年様々な地方で開催されています)などを通して、同じ悩みや問題、これからの課題などを共有して、自分の見聞を広げています。
2017年、全国大会(岡山大会)では、近隣の県の方々にも手伝っていただき、大成功に終わりました。
写真は、高知県の人が岡山大会の準備を手伝いに来てくれた様子です(真ん中の2人)。
さて、私は30年間保育士として働いていましたが、今は、行政書士として独立開業しました。福祉に強い行政書士を目指して頑張っています。
障害があっても楽しく前向きに生きている様子が少しでも伝わりますように。
最後の写真は岡山での訓練の様子です。
新型コロナの影響で、参加者も激減しましたが、くじけませんよ。
これからも頑張ります。
※このリレーエッセイは、全国各地のトレーニー・トレーナー・保護者が徒然なるままに思いを綴っていきます。保護者、次は高知の野中さんです。