【リレーエッセイ(トレーニー3)】心リハ 私の体と 心 訓練キャンプ

【リレーエッセイ(トレーニー3)】心リハ 私の体と 心 訓練キャンプ

鷲東 建志

私は、小学2年の頃に動作法や、1週間のサマー訓練キャンプに出会いました。
小学2年生当時の私は、落ち込みやすく泣き虫でしたが、今思えば、心強い先輩方に囲まれながら少しずつ、成長して来たんだと思います。
体の緩め方は、トレーナーさんに支えられて、緊張のコントロールを意識しながら、ゆっくり力を抜くよと声をかけてもらって共にいろんな姿勢をとる大切さを知りました。
今になって気づくことも多いですが、何歳からでも体と向き合って始められればいいと私は思います。

また、体だけではなく、心の成長もできたと思います。自分の殻を破ってレクリエーションで披露した仮装姿。良いのか悪いのか、私の人生にすごい影響があったことは紛れもない事実です 笑
訓練キャンプでしか味わうことのできない、暖かい空気感。他校の仲間との交流だったり、色んなものが詰まっていたような気がします。
それを月例会や学校に持ち帰って、先生に伝えながら課題に取り組むことや、社会に出れば、自分で体を動かすタイミングが多くなってくること、ですが、そこでも人の話を聞きながら、大事な所を覚えて、日常へ活かすことができます。
すべての経験はつながっているんだと改めて思います。
私の体に向き合ってくれる皆様、いつも学びをありがとうございます。

さて少し話は変わりますが、勉強でも好きな事でも、何でも自分のやりたい気持ちが一番大切だと私は思います。
まずは「できそうな目標からチャレンジ!」
その上で自分の気持ちが落ち込んでいると、体も硬くなるので「リラックスできる時間やフリータイムを忘れないで♪」
人が緩めてくれる、周りの手がある時はいっぱい借りたらいいと思うけれど、自分の体のことは誰かに任せないでちゃんと意識をする。この事はみんなに言えることだと思います。
また、人は生きていれば色々なことがあるけれど、どんな自分も受け止めて、認めてあげて欲しい。
そして、身体を動かす機会や支援の手をなるべく多く身近な小さなコミュニティーを作ることで、一人で抱え込まず、誰かに相談することができるかも知れませんね。
時にはちょっと寄り道することで、道が開けることもあるかも知れません。

みんなそれぞれのペースで前に進んでいきましょう。

※このリレーエッセイは、全国各地のトレーニー・トレーナー・保護者が徒然なるままに思いを綴っていきます。トレーニー、次は新村尊子さんです。

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