夏がくれば･･･キャンプ

香野　毅

　夏と言えばキャンプ！！
　私が動作法をはじめた当時は、各地で一週間キャンプが開催されていました。最近は、2泊や3泊、あるいは通いのキャンプが多くなりましたね。
　大学院生だった私は、各地のキャンプに新米SVとして飛ばされていました（正確には「参加させていただいておりました」）。少なくとも2か所、多いと3か所でした。やすらぎ荘は8泊9日で、各地のキャンプも前後泊を入れると一週間超でした。夏休みに3つキャンプに行くと、「夏休み」と「キャンプ」が同義語になります。
　あるキャンプが終わって、翌日から別のキャンプに行ったことがありました。洗濯が大変でした。あるキャンプが終わって、そのまま別のキャンプに行ったことがありました。洗濯すらできませんでした。
　キャンプは朝から夜中までキャンプです。7時前に起床して、～略～、22時に全体ミーティング終わって、そのあとも結構長くて、～略～、7時前に起床します。就寝中も幾度となくうなされます。夜中にアコーディオンが聞こえて訓練室まで走った私、枕を座らせようとしたSさん、壁を支えていた（たぶん立位）Hさん、寝言で配膳を確認していたFさん･･･ときに事実は怪談を越えますね。
　そういえば40歳くらいまで、夏が近づくとキャンプの夢をみていました。決まって悪い夢で、脂汗とともに目覚めます。
　N先生が毎回出演でした。なんともロマンチックな「夢で逢えたら」ですが、きっと叱られています･･･。

「あ～はやくコロナおさまってくんねーかなー！キャンプ行きてーなー！」